紙面で語った「忘年会に現れる妖怪」たちは、観測できたほんの一部にすぎません。
夜の街を歩けば、まだ名も知らぬ気配があちこちで息づいています。
WEB版では、紙面で紹介しきれなかった妖怪の記録を新たに収集し、
より詳細な“観察報告”としてまとめました。
居酒屋という限られた空間で起きる小さな異変、 笑いの余韻に潜むもう一つの世界――。
今宵もまた、どこかの席でグラスがふと揺れたなら、
そこにはきっと、まだ見ぬ妖の影があるのかもしれません。
妖怪一覧
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あるはら様
強制的に杯を空にさせる宴会の絶対的支配者。あるはら様に魅入られたものは、気づけば翌日の朝になり酷い頭痛と吐き気に襲われる。
- ウーロンハイ、焼酎抜き(小声)。
- もう令和なのにね。
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カタカタ盃鬼
空のコップで机に鳴らし、下々に酒を注がせる上座の亡霊。非礼を責め立てるようなラップ音で周囲のものをびくつかせる。
- 店員さんにお願いして特大ジョッキを用意してもらうべし。
- きっと新人が外で恥かかないようにする教育なのです。
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厠座敷牢
酒に溺れたものを、トイレに閉じ込める怪異。牢獄と化した個室は、外から窺い知る事ができない。時空に干渉する怪異と言われている
- 店にも迷惑がかかるため怪異にあった者を介抱すべし。
- 詰まらせるなよ。
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握手魔人
宴の終盤、別れを惜しむように一人ひとりの手をがっしり握りしめる怪人。悪気はまったくなく、むしろ“親しみ”や“感謝”を伝えたいだけなのだが、握力が強すぎるために相手が笑顔で耐える光景がよく見られる。
- 負けじと力強く手を握るべし。両手で握手を返すと好印象。
- 左手は添えるだけ。
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釣銭さま
「お釣りは二次会で使え」と言い残し、姿を消す財布の妖怪。元は土着の神様。
- 善良な妖怪。元々は福の神として信仰を集めていたが、不景気の煽りを受けてか見かけることは少ない。
- マジ神。
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迷い膳
配膳の途中で道を誤り、別の卓に舞い降りる料理。偶然の恩恵とも、不吉な兆しとも言われる。
- 燐卓に見つかる前に食すべし。空き皿も下げて貰えば、万事OK。
- 隣の卓から「それこっちの卓の料理!」と怒られることも。
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無限ループ翁
同じ話を延々と語り続け、聞く者の魂を削る。聞くものは先回りしすぎず、絶妙な合いの手を求められる。
- 決して「それ前も聞きました」と言ってはならない。適度に相打ちをし、トーク終わりの気の利いた感想を言うべし。
- あれ、オチ変えてきた!?
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となりんぼ
あの子の隣をちゃっかり死守する、恋する小妖怪。
- "あの子"がまんざらでもなければ、温かい目で見守ろう。もし嫌な顔が見られるなら、輪の中に入り、和ませるべし。
- バレバレですよ。
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ぶれいこ様
宴の始まりに「今日は無礼講だ!」と高らかに宣言する。が、この妖怪の「無礼講」は、無礼が許される講ではなく、無礼を試す罠の言葉とされる。
- 例え自分は酔って記憶なくしたとしても相手は覚えてると覚悟せよ。
- 忘年会での無礼講は、お冷で乾杯くらいありえないこと。
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寝落ち童子
宴半ばで眠りにつき、夢の中で二次会へ参加している精霊。
- 声をかけ、起こしたとしても「うーん。。。」としか返答せず。適宜呼吸してるかだけ確認すべし。
- いたずらされがちだよね。
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黄金比職人
ビール7泡3を求め、注ぎ続ける執念の妖怪。細かい泡がビールの酸化を防ぐというウンチクもセット。
- 特に害はなし。
- 麦⚪︎大学のショート動画、見たんだろうな
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サラワケ人
宴の始まりと同時に大皿へ箸を伸ばし、誰よりも早く料理を取り分ける妖怪。 周囲から「気が利くね!」と言われることを栄養にしており、皿を配るたびに内心のドヤ顔が少しずつ大きくなる。取り分けられた皿はなぜか量がバラバラで、自分の分だけ微妙に多いことも。
- 「気が利くね!」という言葉を投げ掛け、ご機嫌をとる
- しいたけ、入れないでよ。
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既読無返童子
宴の最中でもLINEは見るのに、その場の会話には一切反応しない。座敷童の仲間とも。
- 声かけて盛り上がるなら声かけるもよし、そのまま掘っておくもよし。
- 時代なのかな?
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ハラスマント
酒の席に現れ、ひとこと放てば空気が凍りつく。自慢、説教、マウンティング、セクハラ、パワハラ── そのどれとも言い切れぬ“総合的圧力”を纏う。広げたマントのような言葉が、周囲を覆い、笑いも会話も光も吸い込んでいく。
- 誰かが話題を変えようとしても、その声は届かない。ハラスマントの前では、沈黙こそ最大の防御。
- 気をつけよ。。。
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返盃お化け
お酌に上がると、返盃が延々と続く。人間の理性と肝臓をじわじわと削り取っていき、宴の終盤にはボディブローのように効いてくる。
- 献杯では開けたばかりの瓶ではなく、半分ほど減っているものを持っていくべし。
- あまり関わってない目上の人だと会話困るよね。
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残飯全席
宴の終盤、食べきれないほどの料理が卓上に並び、冷めて脂が固まり始めると現れる。その場にいる若者や新人を捕らえ、「全部食べてくれよ」と迫る。
- 翌年以降“もう少し控えめに注文しよう”という教訓を伝える存在になる」と言われている。
- MOTTAINAI
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気になるお店をチェックして、
足を運んでみてくださいね♪
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