鮮魚と熟成魚の違い
どうも、aichanです。
今日は珍しくとっても真面目なグルメのお話です。(笑)
先日、プロムナード青山にある「ととやむらた」さんに撮影へ行ってきました。
超超超お魚が好きなオーナーさんがされている、お魚料理のお店です。
ほんとに超超お魚好きで、カメラマンと終始釣りの話で盛り上がってはりました^^
専門用語なのか魚の名前なのか、、、もう私はついていけずでした(笑)
オーナーの村田さんは幼い頃から魚に興味をもち、
子供の頃から釣りが大好きだったそうで。
その釣り好きは今も健在で、休みの日はいろんなところへ釣りに行かれるそうです。
お魚さばいてお魚料理してお魚釣って、、、1週間お魚エンドレス。
本当にお魚好きってことわかっていただけましたよね?
こちらの「ととやむらた」さんでは、鮮魚を仕入れるものの、
鮮魚を提供しているわけではありません!
「熟成魚」なんです。
熟成肉はもう聞き慣れたワードかと思いますが、お魚にも熟成バージョンが。
飲食店取材のお仕事をしていても、熟成魚を提供するお店はかなり少ないです!
新鮮なお魚を新鮮なうちに提供するというのも技術が必要ですが、
この魚を熟成させるというのもまた技術と知識が欠かせません。
寝かせることで美味しくなるお魚を見極める知識、
さばき方や処理の仕方の技術、
何日寝かせるのがベストかの判断、、、などいろいろと技が必要だそう。
そもそも「熟成魚」って何?
てことをお伝えしようとこのトピックにしたんでした!
お魚さんは、釣り上げられて死んでしまった後に
「アデノシン三リン酸」という成分が「イノシン酸」に変わるそうです。
これがいわゆる「熟成」ということです。
イノシン酸は鰹節にもあるような「旨味成分」。
旨味成分が増加するなら、そらもちろん美味しくなりますよね。
死んだばかりのお魚は、まだアデノシン三リン酸が
旨味成分に変わってないので味が薄めなんだそうです。
熟成されることで、お魚の旨味がギュギュッと凝縮されて
魚のもつ味を最大限に味わうことができるというわけなんですね!
新鮮なお魚のコリコリとした食感もおいしいですが、
熟成魚のしっとり感がある味濃いめもたまらないです。
この赤身、まるで牛肉ですよね。
実はマグロなんです!!
マグロのホホ肉を熟成させたものだそうで、
食べても牛肉かというようなしっかりした食感と味でした。
お醤油ではなくお塩とわさびでいただく絶品丼です。
これ1週間で4、5食しかないそうで、
食べらるかどうかは運次第。でも絶対食べていただきたいっ!
もう一つのこちらは「漁師丼」。
いわゆる日替わり海鮮丼で、その日のお魚のおまかせ丼です。
もちろんこれも熟成魚です。
が、乗っている魚が珍魚の可能性大!
オーナーさんは珍しいお魚をお客さんに食べてもらいたいと
毎日いろんなお魚を仕入れてはるそう。
お魚好きの方はもちろんですが、
そうでない方もお魚への興味が湧いてくるお店です。
熟成魚をまだ食べたことないという方も多いと思います。
ぜひ行ってみてください♪
この瀬田しじみラーメンもおすすめ。
絶品でした!!!
ととやむらた さんでは海鮮丼のお持ち帰りも可能のようですが、
オーナーさんとお魚の話をするのが楽しいので
お店に来店してゆっくり食事するのがオススメです1
ととやむらた さんのHPはこちら
ぜひとも行ってみてください♪
では!